前回に引き続き「江ノ島〜鎌倉」旅話題のつもりだったけど、最近結構多い「猫カゼ」のオンラインセミナーを受講したので今回はこちらの話題です。

猫カゼに限らず色々な病気でSAA(猫の炎症マーカー)の上昇はみられるけど、中には全く無症状なのに常に異常値示す子がいます。今回の猫カゼも、症状落ち着いてるにもかかわらず高い子の場合どう解釈するのかというのがテーマとなっています。
まずSAAは何故上昇するのか?ですが、下記の様に様々な病気で上がるけど病気そのものを特定するのは困難であり、あくまで病気によって引き起こされるであろう「炎症」によって変化するにすぎません。
なので時々「何か元気無い食欲もあんまり、、」みたいな子が来て血液検査すると、SAA以外全く正常っていうケースは非常に悩ましいです。原因の特定は出来ないけど、体のどこかには異常を抱えてて単に今んとこ大きな症状出てないだけかもしれないからです。
⬇︎ 今回のテーマ猫カゼでいうと、問題なのは各種治療によって「食欲回復、目ヤニと鼻水消失」にもかかわらず治療終了数週間後に再び再燃悪化するケースです。通常子猫の場合食欲有れば当院ではそこまで血液検査しないのでSAA把握してないけど、もし検査上下がり切ってなければ病気はくすぶってる可能性もあるかもしれないです。
たとえ症状消えても、そのくすぶってる「残り火」拾ってSAAが反応してしまうという意味になります。


⬇︎ 「何故猫カゼは長引くのか?何故SAAは完全に下がらないのか?」
だけど、結論的には「急性症状消えても炎症終結とは限らない」という事に尽きると思います。症状として現れないもしくは緩やかな持続的慢性的炎症が残ってるために、治療やめると再燃して目やに鼻水等が再び悪化してしまうと考えられます。
あと人間もだけど、ヘルペスの場合は症状消えてもウイルスが骨髄や神経節の中に潜んで隠れてしまい、体力や免疫力落ちると帯状疱疹とか発病に至るともされてるので、猫カゼの主力要因である猫ヘルペスウイルスもおそらく同様の可能性有るかと考えられますね。

この後オンラインセミナーでは、「ではどうするか?」という事である種のサプリメントの紹介続いたけど今回は割愛です。
つまり免疫力サポートや、体が成長して体力面で十分なカバーがなされないと悪化してしまう病気という今回のお話でした。


