最近クマ関連ニュース多いけど、先日吹き矢で麻酔して捕獲というのも見かけたので今回はこちらの話題です。

 

私自身もはるか昔に五城目町で撮影された「イタズ」という映画で、まだ開業間もない頃撮影スタッフから「熊を眠らせてほしい」という依頼を受けてドキドキしながら現地に向かった記憶あります。

 

 

 

もっともスタッフが抱っこ?か取り押さえてる小熊に注射するだけなので怖いわけでもなかったけど、問題はどの位注射すれば眠ってくれるのか?というので四苦八苦した記憶あります。今となっては妙に懐かしい思い出となってしまいました。

 

 

 

 

クマに命中しても麻酔が効くまで5〜20分、適切な場面での使用呼びかけ. . .山形で麻酔銃研修会

 

2025/09/07 17:04

山田優芽

 

クマの市街地出没が増える中、麻酔銃使用に関する研修会が8月29日、山形県内で初めて行われた。クマなど野生動物の目撃件数が増える一方、捕獲などの際に麻酔銃を撃てる人は県内に1人しかいなかった。新たに2人が実践に向け、準備を進めている。(山田優芽)

 

山形県寒河江市西根の市中央公民館で行われた研修会には、新たに麻酔銃の射手となる男女2人のほか、麻酔銃使用の際に連携が必要になる自治体職員や猟友会の会員など40人以上が参加した。

 県職員や大学教員らが登壇し、銃使用に関する法令や使用時の注意点、野生動物を山に戻す流れなどを講義した。

 

講師は、命中しても麻酔が効くまでに5~20分程度かかると説明。驚いた野生動物が予期せぬ方向に逃げたり人的被害を起こしたりする可能性もあるとして、適切な場面で使用するよう注意を促した。

 

 

 

結論から言うと上記の様に、鎮静剤や全身麻酔は直接血管の中に入れない限り5〜20分程度かかります。よくドラマで注射後直ぐにウッて崩れ落ちる様には残念ながらならず、又効き具合にも結構個体差あるので場合によっては追加注射が必要となります。ただ相手は我々人間よりずっと早く走れる猛獣クマなので、麻酔銃の場合まさに命懸けの対処と言っても過言ではないでしょうね。