最近非常に多くなってきている糖尿病。

今日も1匹猫ちゃんが糖尿病で入院したけど、特徴は主に多飲多尿です。中にはあまりほとんど特徴なく進行し、気付いたら重症化してる例も見られます。個体差も結構大きく、同じ血糖値でも割とケロっとしてる子もいれば、検査数値上大した事なくても全然元気無い子もいて、治療上の判断も迷うケースがあります。

以前お話した様にウチの猫も実は糖尿病で、もう1年近くインスリン治療しています。(15歳ですが、約7キロの体重です💦)

僅か1か月半前の検査では異常無しだったので、全く油断ならないもんです。人間の方でも、人間ドックで異常無しの後に容態急変やら手術やらの話は聞くので、致し方ないというところでしょうか。

 

この糖尿病、ワンちゃんは比較的安定しやすいですが、猫の場合いきなりストンと低血糖になってインスリンショックで死に至る可能性あるため、治療開始時は相当な注意が必要です。

ただ、一旦数ヶ月も安定すれば概ねあとは維持するだけです。今は最近出始めた、家庭で採血後(細い針で耳などを刺して)スピーディーに血糖値を測る小型の動物用検査機器が発売されたので、以前よりはるかに安心して家庭でインスリン治療出来る様になりました。腎不全や肝機能障害等の合併症さえなければ、結構良い感じで治療出来ています。

 

 

⬇︎ 以前にもご紹介したと思いますが、上がこれまで使用してた人間用の血糖値を測る機械で、下の紫色のが動物用に新発売されたものです。

さて、、そろそろ又入院の子の様子見にいかなくては、、

 

 

そういえば話し変わって、、昨日体重760gの猫ちゃんの手術ありました。以前にもハムスターやウサギで手術した事はあるので、それに比べたらはるかにやりやすいのですが、さすがに生後2か月ちょっとの子の手術は気を遣いました。今日無事に退院出来て本当に良かったです。