一時期アメリカ大統領が盛んに「フェイクニュース!」と言ってたけど、私が最近ブログで取り上げた羽後町道の駅『端縫いの里』は『はしぬい』ではなく『はぬい』が正解でフェイクニュースでした(訂正済)。オープン時のニュースで『はぬい』と聞いたはずだけど、検索である所の記事で『はしぬい』と書いてあったので、「あれ?こっちが正解だったのかな?」と思いつつ『はしぬいの里』とお伝えしてしまいました。改めてお詫びいたします。誤情報やデマってこうして拡散して行くんだなと思いました。
こういうのは医療情報(記事)でも似た様な所あります。たとえ書いた本人に悪気は無くとも、あるいは当時はその情報が間違いではなかったとしても、後になって訂正や新情報に置き換わる事ってあります。「その方法は古い!」と言われるだけならまだしも、その情報によって万一命にも関わる様な事態になったら大事(おおごと)ですね。
何年か前に某歌舞伎役者の元アナウンサー奥様がガンで亡くなった件。もし違う方法を選択してたなら助かった可能性があるという記事を結構目にしたけど、「何事も結果論』ではあるにせよネット環境の発達で誰もが色んな情報を手にする事が可能な今、どれがより良いのか安心安全なのか見極めて決断する必要がありそうです。
そういう私もコロナ禍で最近急に増えてきたオンラインセミナーでの情報に触れ、これまでの治療や薬剤の変更をして軌道修正しているのが現状です。ただ少し気になる事があるサイト内であったので今回お話ししておきたいと思います。
つい最近フィラリアに関して取り上げたブログ内で、「成虫駆除は場合によってワンちゃんの命に関わるケースあるので今現在は保存療法が主体」とお話ししたけど、ある獣医師サイト内で「近所に成虫駆除しない獣医がいる」という様な発言してる開業獣医師が昨年おりました(県内の先生ではないです)。昔に比べればたしかに駆除薬も安全になったとはいえ、死んだ虫(成虫とミクロフィラリア)が一気に肺動脈や毛細血管に目詰まりする事実には変わりなく、それによって引き起こされるであろう生体反応を考慮してないかの様な発言、、触らぬ神になんとかで誰も異を唱えてないけど、「ここの病院ではフィラリア陽生犬は必ず駆虫するんだろうな〜?大丈夫かな〜?」と心配なりました。
治療の良し悪しは別として、少なからず命に関わる投薬治療の最終選択はオーナーさんにあると思うのだけど、その選択肢が示されないまま投薬されて万一の事態になったら??としか私には思えません。獣医師サイトで一般の方が目にする事は出来ないので拡散する事はないにせよ、いつしかこれが「正しい方法」とか「スタンダード」とかに置き換わるのは怖いなあという、、ちょっと今日は愚痴っぽいブログでした。。