これまでブログお読みなって頂いた方はお分かりのように診療に関わるお知らせや情報以外にも、ここでは日々感じた事や「食」「旅」なども自分の備忘録として個人的な感想も含めて取り上げています。拙い(つたない)ブログで恐縮ですが、スルーや斜め読みでも結構なので宜しければ今後もどうかお付き合い下さい。そして他県の皆様がここ見て少しでも行ってみたいと思ってもらえるなら、地方経済活性化にとってもありがたい事で非常に嬉しい限りです。

 

 

9月某日、八甲田〜十和田を旅してきました。八甲田と言ったら我々世代なら高倉健主演の「八甲田山」を思い出す方も多いのではないでしょうか? 多分テレビかなんかで私は観たと思うけど、八甲田と聞いたらすぐ連想するくらい強烈な印象です。

 

 

 

⬇︎ さてこの銅像、雪中行軍遭難記念像」といって数少ない生存者の1人「後藤伍長」ですが、なんと吹雪の中目を見開いたまま仮死状態で立ったまま発見されたそうです。これが救助隊の目印にもなったそうだけど、人間の気力というか生きる凄まじさを感じさせられます。

 

銅像はロシア方面を向いており、当時ロシアとの戦争に備えた雪中行軍(明治35年1月)だったためにこうして建てられたそうです。坂道上り詰めた先が銅像のお尻って何か変だなと前々から思ってたけど、そばにいたボランティアさんが教えてくれたおかげでようやく謎が解けました。

 

なおボランティアさんのお話によると当日は非常に厳しい悪天候が予想され、地元民が何度か引き止めても無駄だったのでそれならと案内役を買って出たのも断られ、青森出身の軍人も何人かいたもののほとんどが県外出身で土地勘無いにもかかわらず雪山に向かったそうです(出る時は好天だったそう)。この地元民申し出を断った手前もあって引き返す決断が遅れたんじゃないかとも話されてました。

 

結果として210名中199人が亡くなるという、近代山岳遭難事故としては世界的にも最大レベルの事件となってしまいました。ちなみに映画での北王子欣也のセリフ、「天は我々を見放した」は当時の流行語にもなったそうです。

 

 

あと生き残った多くの者達も凍傷で手指や足を失った事から、軍部はようやく精神論だけでは勝てないと装備の大幅見直しを行い(手袋も軍手二枚重ねから、親指とその他の手袋タイプに変わったそう)、結果的にこれら多くの遭難犠牲者達のおかげで満州での日露戦争に勝利したとも言われてるみたいです。

ちなみに青森の陸上自衛隊はこの教訓を語り継ぐため毎年八甲田山系の冬山で演習を行い、青森市の「幸畑陸軍墓地」において連隊旗や銃剣を掲げて敬礼し献花を行って慰霊をするそうです。史実の見方や評価は色々あるでしょうが、お国のためにと散っていった若者達の事を考えると胸が締め付けられるような気がします。

 

 

 

 

⬇︎ 多分知らない方はいないであろう豪雪地帯でお馴染み、総ヒバ造りの通称千人風呂で有名な「酸ヶ湯(すかゆ)温泉です。中はやや薄暗いけど、混浴なので女性はタオル巻いて入ってる方もおりました。右下は近くの観光スポット「城ヶ倉大橋」です。

 

⬇︎ 夜は酸ヶ湯温泉近くの「ホテル城ヶ倉」に泊まったけど、今は亡きアントニオ猪木さんも泊まられたようで館内には彼らしいメッセージが掲げられてました。なかなか奥深いお言葉が感動的で、ほとんど即興でこういう文言出てくるっていうのもすごいなと思いました。

それにしても旅先で飲むお酒はどうしてこうも美味しいのでしょうか、ついつい次から次とオーダーして飲み過ぎてしまいますね。

 

⬇︎ 今回の旅の目的は八甲田ロープウエイ頂上のトレッキング(散策)だったけど、何かのイベントやら強風やらで結局山頂には上がれなかったので急遽予定変更し、酸ヶ湯温泉付近の自然観察路のトレッキングにしました。道路は行き交う車でいっぱいなのに散策路はガラガラ、日本中熊騒動に揺れたこの少し後なら絶対もうこういう所歩かないと思います。

 

⬇︎ 星野リゾートの奥入瀬渓流ホテル近くでトイレ休憩、付近を少し散策したり有名なピザ屋さんで珈琲をテイクアウトして疲れを癒しました。星野リゾートのおかげか、ここら辺も以前より車や人通りが増えたような気もしますが気のせいでしょうか? 賛否あるでしょうが、やはり集客力ある施設があると周辺も活気付いて良いですよね。

 

⬇︎ 有名な奥入瀬渓流です。いつもほとんど車で素通りするだけだったけど、今回初めて渓流沿い散策路をじっくり歩いてみました。季節によって色んな表情の風情ある所なので、特に大都市圏の皆様には森林浴がてら是非訪れてみて欲しいスポットです。ちょっと残念なのはスマホ電波状況良くないので、グループで離れてしまうとほとんど連絡不可なので注意が必要です。

 

⬇︎ りんごの種類ってこんなに多かったんですね、ちょっとびっくり。ここ奥入瀬渓流でもやっぱり熊出没注意で、今やもうほとんど「いつでも、どこでも、誰でも」熊に遭遇する危険性がある(秋田県自然保護課)って事ですね。

 

⬇︎ 十和田湖のグリランドのリブツアーを初体験してきたけど、これはもう感動の一言でした。海軍や警察も使用する不沈構造のボートらしいですが、とにかくスリリングで天気良いとぶっ飛ぶほど爽快感が味わえます。ただし早く到着して1番にボート乗れて、最前列の席に2人で左右に乗るならという条件付きです(という事で現地向かうバスには最後に乗車が良いです)。主に右側の方が岸の方を見れるようにボートは動くけど、知り合いなら気兼ねなく近づいたり写真撮ったり出来るのでお勧めです。

 

「ボートの前側は波で激しく上下するので腰にきます」との注意通り、私は飛ばしてる最中ほとんど乗馬でもやるように手すり握りしめて中腰姿勢でした💦 サングラスすら飛ばされそうなスリルあるスピード感と非日常性は、ディズニーランドにも負けず劣らずのアドベンチャー体験が出来る事間違いなしです。右下は看板犬のグレートピレニーズと台湾観光客らしき若いカップル二組ですが、ツアーはこの他に日本人カップルの計8人でした。