先日のスタッフ日記でも触れられてたけど、
寒くなって来ると共に「低体温症」を併発する子が多くなってきています。人間の場合35度を下回ると低体温症と診断されるようだけど、犬や猫の体温は元々人間より高くて38度台が平熱なので、概ね37〜36.5度を下回ると低体温症と言ってよいかと思います。
これからますます寒い季節を迎えるので、特に若齢や高齢の子だったり病気治療中の子の場合はより一層あったかくするようにして下さいね。不思議と猫はそういう子ほど寒い廊下で寝そべってたりする子もいるので、場合によってはリビングから出れないようにする位じゃないといけないかもです。
万一低体温症になってしまった場合温める方法として、理想的には24時間暖房で室温高め維持した上で床暖房ならベストですが、あまりにも低体温で緊急性高い場合当院では手っ取り早くドライヤーを使用しています。バスタオルでお腹から後ろ足を包む様にかけた上で、端の部分をめくって強度弱程度で時々体温測りながらゆっくりと暖めていきます。
自宅で行う場合は、人間用でも構わないので電子体温計を肛門からゆっくり先端部分数センチ入れて測ればOKです。高齢で病気療養中の子の場合低体温であっという間に亡くなってしまう事も多いので、光熱費等高騰してますが治療継続中の子がいたらくれぐれも火事など起こさぬ様気をつけて保温に努めてくださいね。
さて先日の山形路の続編というか番外編というか、休日の朝いつも通り通院治療の子達の治療終えてから山形県鶴岡市まで行ってきました。
目的は以前からいつか行ってみたいと思ってた加茂水族館で、別名「クラゲ水族館」とも言われるくらいクラゲで有名な水族館です。到着時刻は12路半を回っており、駐車場は結構な混み様で館内も人でいっぱいでした。
⬇︎ 駐車場から遠くに鳥海山が見えます（左下）。うっすら雪が積もった姿はまさに富士山（出羽富士）ですね。スキューバーダイビングのポイントにもなってるのか、多くのダイバー達が上がって帰り支度してました。私も一応PADIのレスキューダイバーなので、思わぬ場所でダイビングを目にして懐かしさが込み上げてきました。
⬇︎ 恋人の聖地がこんな所にもありました（左下）。千円でハートマーク鍵付き（2本）を購入して名前書いて取り付けるという物ですが、意外と沢山ぶら下がってるので旅の記念がてらという恋人達も多いのではないでしょうか？
左上の写真カニ同士の喧嘩かと思って近くの飼育員さんに聞いたら、どうやらカニの求愛行動らしいのですが信じ難い程見事に関節技キメる様に折り曲げて挟み込んでました。本当にこれで大丈夫なんでしょうか？今でもモヤモヤしています。
さて右下ですが、、注意書きに「知人以外への撮影モデルの依頼」とあるけど、こんな所で見ず知らずの女性に話しかけてモデル依頼する人っているんでしょうか？？ 勿論過去にいたから掲示してるんでしょうが、ひょっとして館内クラゲ以上にびっくりしたかもです。
⬇︎ 時々クラゲ大量発生のニュースあったけど、その要因は正確には分かっていないようです。ところで皆さんクラゲに脳が無いってご存知でした？脳どころか心臓も肺も手足も無い、生物の逞しさというか哺乳類の我々にはなかなか理解困難な感じです。
⬇︎ 定期的に音楽演奏会あるようです。水槽の前で行うようですが、クラゲにも眼はあるようだけど驚かないもんでしょうか？ 脳が無いから何かを感じ取ったりもしないんでしょうか？ なかなか奥深い生き物って感じします。
⬇︎ レストランが３時までだったので急いで見て回り、２時過ぎに行ったらお目当ての「クラゲ定食」はなんと売り切れ！ 画像二つ上の館内掲示板でわざわざアピールしてるので、内心もうすっかりクラゲ定食で決まりだっただけに残念でした。結局我々はトラフグ定食とお蕎麦にしたけど、お蕎麦に小鉢付きだったはずが付いてないのでこちらも売り切れだったかもしれません。もし皆さん今後行かれるようであれば、レストランは早めが良いかと思うのでご参考になさってみて下さい。「食い物の、、、」でもないけど、いつかクラゲ定食は本当に食べてみたいものです。
⬇︎ まだ明るく時間もあったので、帰りがけにもう1箇所「致道博物館」という観光スポットも見てまわりました。初めて来たけどここもなかなか昭和世代には見所満載、まだの方には水族館絡みで是非訪れる事をお勧め致します。旧警察署庁舎では明治時代の取り調べ部屋の体験スポットというコーナーもあり、私はペラペラの薄い「むしろ」というか「ござ」というのか正座して取り調べを受けて来たのでした。
⬇︎ この旧庁舎2階バルコニーは眺めよく、遠くに綺麗に雪化粧した出羽三山（月山？）が見えました。右下は懐かしの？ポットン式トイレですが、子供達は勿論我々世代も絶対もう利用出来ないかもですね特に夜間は。
