仙台編最後は仙台市天文台です。私はてっきり人里離れた小高い山の中かな?と勝手に想像してたけど、意外とすぐ近くには住宅街広がってたりで拍子抜けしました。万華鏡美術館からだと10分もかからず到着だけど、駐車場が少し混んでて数分程度待っての駐車となりました。小雨程度だけど、やはり屋内施設に人気集中だったかもしれませんね。

 

 

⬇︎ プラネタリウム観るため入場するにも長い行列で着席するまで10分程度かかったけど、キャパが想像以上に大きくて意外とスムーズな感じでした。お盆中の連休はどこ行っても混雑避けられないと思うけど、流れがある行列だと精神衛生上楽で良いですね。

 

 

場内は上映中音や光の出る物(スマホ)禁止で撮影も不可だけど、最後の辺りに撮影OKになって皆さん必死になって撮影しまくってました。ちなみに初めにクイズ形式の問題が出て、シート右横スイッチ押すと即座に集計されて何人正解か分かる、という優れものハイテクシートで結構これは楽しめました。

 

 

ところで何故オーロラは発生するのでしょうか? 

 

発生条件として一般的に「① 太陽風 ② 磁場 ③ 大気 」が必要とされてて、太陽から降り注ぐプラズマ粒子が地球の磁場の北極(S極)と南極(N極)に入り込む際大気と衝突して発生する光、とされてるので太陽系内でもそれらの条件さえ満たせばオーロラは発生することになります。(ちなみに磁石のNが北向き指すのは、北極がS極のため引かれ合ってるから)

 

ただ少し前までは「磁場の弱い火星と金星には期待出来ないとか、強力な磁場はあるけど大気が無い水星では起こり得ない」とされてたけど、今現在は太陽系全ての惑星で普遍的に発生すると考えられてるようです。

 

それでは「月」は?

 

月は惑星ではなく地球の衛星だけど、結局やはり磁場も大気も無い月には存在しないとされてます。たしかに月のオーロラって話題になった事ないですよね。もし見えるとしたら磁極を持つ相応の磁場が必要になるけど、そうなったら地球への影響は多分計り知れなかったでしょうね。

 

 

 

オーロラには幾つかの種類あるのご存知でしょうか? 漠然となんか違いあるとは思ってたけど、結構こんなにも分類されてたんですね。ぱっと思い浮かぶのはやはり「カーテン型」ですかね。

 

1. はっきりとしたオーロラ(discrete aurora)

おなじみのカーテン状のオーロラやコロナ(冠状)、アーク(弧状)、レイ(細い線状)、サージ(大波状)などはすべてこのタイプになります。

  

 

2. ぼんやりしたオーロラ(diffuse aurora)

薄くて形がはっきりしないため、色もよくわからず白っぽく見え、雲と間違えやすいタイプです。オーロラの活動が弱い時に見られます。

https://www.nasa.gov/mission_pages/sunearth/aurora-image-gallery/index.htmlより引用


3. 脈動オーロラ (pulsating aurora)

チカチカと点滅を繰り返すタイプ。大きなオーロラが出た後や、明け方に多く見られます。

 

 

 

⬇︎ プラネタリウム見終わった後は、館内展示室を見て回りました。撮影可能スポットだけど、人が多過ぎて展示内容撮るというよりは人を撮る様な感じの混み具合でした。

 

 

⬇︎ こちらが「ひとみ望遠鏡」ですが、係員が約20分かけて詳しく説明してくれました。天井開けても雨降ると自動的にクローズしますみたいな話だったかと思うけど、幸いその時は雨も降ってなく無事オープン出来ました。

この案内は平日1回、土日祝日で4回あるようなので、せっかくここに来たからには是非体験してみてほしいと思います。お子様連れなら楽しめる事間違いなしです。ひょっとして、将来の宇宙飛行士誕生になるかもしれません!