初診や久しぶりに来院されたオーナーさんも多いので改めてお伝えしておくと、院長ブログと言いながら病院からのお知らせや病気の話題以外にも、日々個人的に感じた事や趣味のトレッキング等も備忘録がてらアップしています。公私混同ブログで恐縮ですが、よろしければ今後ともお付き合い頂ければ幸いです。

 

 

岩手県の休暇村・網張温泉で夜の星空観察会や早朝トレッキング(雲海観察)を行ってるというのを知り、先月中旬それらを体験すべく宿泊してきました。

7月7日にテラス&ダイニングのリニューアル行われたおかげもあるのか、結構人気の休暇村で良い部屋(眺望いい部屋)はお値段も高く予約もなかなか取りづらい様です。

 

 

 

⬇︎ 星空観察(スターナイト)は残念ながら少し曇り空で、夜空いっぱい満点の星空には程遠かったけど仕方ないですよねこればかりは。

地平線の向こう明るく光ってるのが盛岡市、意外と結構遠くだなという印象でした。

 

 

⬇︎ 今回の旅のメインはあくまでこちら、早朝6時半からの雲海観察と網張の森トレッキングです。実はここならクマの心配もあまりないだろう?と、少なからず頭をよぎって思い切って予約したお宿でした。

 

ホテル前から昨日見渡せていた雫石・小岩井農場や遠くの盛岡は、雲海発生で全く見えません。これからリフトで登るのも期待感込み上げてきます。

 

約30人程?がスタッフから軽くレクチャー受けて、ゾロゾロとホテル近くの天空のリフトまで歩いて向かいます。

 

 

天空のリフト降りると、すぐ右手側の天空の丘という雲海見渡せる広場に出ます。スタッフのお話だと、ここ最近でも今日は結構キレイに雲海見えてる方という事で来た甲斐がありました。

実は夜中に数時間程雨降ってたので、「こりゃ今朝は無理そう、、」と思ってたのでラッキーでした。さてその雲海発生条件とは、、⬇︎

 

AI による概要
雲海」って何?どこで見られる?空の専門家に聞いてみた。おすすめ雲海 ...

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雲海の発生には、
①空気中の「湿度が高い」こと
②急激な「気温の低下」が起こること(放射冷却)
③「風が弱い」こと
④安定した大気層があること

が主な条件です。特に、雨上がりで地面から水蒸気が蒸発したり、日中の高温で多くの水蒸気を抱えた空気が、夜間の放射冷却で冷やされて雲粒になることが重要です。

 

 

⬇︎ さていよいよ網張の森トレッキング、とは言ってもリフトで上がって来たので後はほとんどひたすら下るのみで楽なもんでした。ただスタッフは勿論参加者の何人かは熊鈴鳴らしてたので、やはりここでも熊対策は必要というか気をつけないといけないかもしれません。

 

なにしろ北上市の方では自宅で熊に襲われて亡くなった女性もいる位ですから、こういう大自然は勿論のこと今時は日本中どこでも絶対安全という感じではないかもですね。

 

ちなみに日本で熊がいないとされる地域は、「千葉県と九州と沖縄」だけだそうです。昔代診時代住んでた千葉県にも山は有るけど、多くの市街地を抜けて行かないと千葉県には到達出来ないからというのが理由なんだそうです。(ただ最近は見かけたという報告も?)

 

 

ホテル前スタートから約1時間の雲海観察&トレッキング後、少し休憩挟んで新しくオープンしたテラス席で朝食取りました。

 

⬇︎ 雲海のおかげで下界を見下ろしながら、というわけにもいかなかったけど天気は良く、山々眺めながら陽光の下テラス席でのまったりした朝食は命の洗濯にもなります。

特に登山やトレッキングが趣味の方々には、是非ともお勧めしたいロケーションのお宿な感じです。まだ行った事はないけど、プチ北アルプス気分がひょっとして味わえるかもしれません。

 

 

ちなみにこのテラス席は大人気で、夜のビュッフェディナーでは早い者勝ちで眺め良い窓際席からどんどん埋まっちゃったので、テラス席或いは夜景見える窓際席狙いの場合は並んででも早めの入場お勧めです。

 

 

 

さてところで、昔は国民休暇村と呼ばれてたのが、どうして今現在単に休暇村と言われるのか気になって調べてみました。
かつての国民休暇村制度:

国が整備し、財団法人国民休暇村協会が運営していた宿泊施設網が「国民休暇村」でした。

運営主体と運営形態の変化:

その後、国民休暇村協会の独立性が高まり、現在は「休暇村」ブランドとして、一般財団法人休暇村協会 が一体的に運営しています。

「国民休暇村」という名称は使われなくなり、現在は「休暇村」という名称の宿泊施設として運営されています。