昨日日曜日も意外と診察立て込んで終わるの遅かったけど、午後から桜を求めて弘前と盛岡に一泊二日で行ってきました。なお今回も整理しながら少しずつアップ予定ですので、皆さんどうかよろしくお付き合いお願いいたします。
⬇︎ 弘前公園です。天気は曇り、気温はこの時10度以上あったけどこの後夕方にかけてグングン下がって8度程でした。夜桜観る時は絶対に防寒対策必要、、なはずですが、夕方なっても外人さんや若いカップルはトレーナーやカットソーだけの人もチラホラでちょっとびっくり。見ているこっちが思わず寒くなりそうだったけど、年取ると体感温度に差が出てくるんですよね〜。
写真右上のお堀手前のピンク色、「花いかだ」といって散った花びらが水面にピンクの絨毯敷き詰めた様な感じになってこれまた見事な光景でした。あとうちのスタッフの話から今回は絶対ボートに、と思ってたら強風のため?残念ながらお休みでした。
⬇︎ 広場は人でいっぱいで、特に人気屋台の前は行列出来てて熱気とエネルギーを感じます。私達は以前にも食べた「嶽きみ天ぷら」という出店のをチョイス。ホントに甘くて美味しんですこれが。
城が動く!
弘前城石垣修理事業とは
現在、弘前城本丸の石垣が外側に膨らむ「はらみ」がみられ、大地震などが発生した場合、崩落する危険性があると指摘されています。弘前市では平成20年から「弘前城跡本丸石垣修理委員会」を組織し検討を重ね、天守真下から本丸東面にかけての一部、約100メートルと南面の約10メートルを修理することになりました。
石垣修理は弘前城(天守)の真下も行われるため、弘前城を移動する必要があります。高さ14.4メートル、総重量約400トンの3層からなる弘前城(天守)が、約3か月かけて移動します。曳屋場所は背景に岩木山が見える位置を予定しており、弘前城の新たな観光名所になることでしょう。
⬇︎ 待ちに待った夜桜の時間近づいてきたけど、実は寒くてもうブルブル震えてました。最近完成したばかりのこの橋の上が新しい写真スポットで有名みたいですが、右上の写真(6時半近く)を最後に待ち切れずここを後にしました。
⬇︎ ちょっとびっくり、ネットでこの日の撮影アップしてる人おりました。もう少し待てれば下の写真のように撮れたはずだけど、寒さとホテルまでの移動時間考えるとやむなしでした。風が無ければ(波が無ければ)水面に反射して、多分もっと綺麗だったんでしょうね。
⬇︎ 弘前公園は結構広くて帰る途中にもどんどん暗くなり(6時42分)、外堀に映るライトアップされた夜桜や花いかだは息を呑む美しさでした。まだ未体験の方は是非とも夜桜見物にお出かけなさってみてください。
さてお花見ツアー「盛岡編」ですが、果たしてここで事件(事故)は起こってしまいました。公園地下駐車場出てすぐの神社を参拝撮影のおり木の切り株か何かに足を引っ掛けて体制崩し、、踏ん張った!と思った次の瞬間ズルッとスニーカー滑って前のめりに転倒しちゃいました。湿った草(コケ?)の下り坂にもかかわらず幸い大事に至らなかった事を神に感謝しながら、ありったけの小銭握りしめて私達はもう一度参拝し直しました。
盛岡のパワースポット
烏帽子岩
烏帽子岩は櫻山神社に向かって右手後方階段を上った所に祀られており、近くに行くと圧倒的な存在感があります。櫻山神社社務所の案内板によると、盛岡城築城時この地を掘り下げた時に突出した大岩が出てきて、以来様々な神事が行われ南部藩盛岡の「お守り岩」として今日まで崇拝されているとの事。盛岡城跡公園(岩手公園)の美しい石垣の技、櫻山神社のパワースポット烏帽子岩、岩手の由来とされる鬼の手形で有名な三ツ石神社と、盛岡石めぐり散歩と洒落込むのも乙なものかと思います。(さわや書店様Hp)
⬇︎ 右上が「岩手銀行赤レンガ館」、右下は盛岡観光の有名なスポットでもある「石割桜」です。石割桜は残念ながら既に葉桜状態で正直言って感動あまり無かったけど、ネットで満開時期の写真見るとかなりユニークで綺麗な感じです。あまりに石(岩)がきれい過ぎる程半分に割れてて、知らなければ人工的に作られたものとしか思えない気がします。
ニューヨーク・タイムズ紙「2023年に行くべき52カ所」に「盛岡市」が選ばれました!!
2023年1月12日にアメリカのThe New York Times(ニューヨーク・タイムズ)が「 2023年に行くべき52か所」を発表し、イギリスの首都ロンドンに続く2番目に盛岡市が紹介されました!
今回の記事では、盛岡市を「歩いて回れる宝石的スポット」と高評価。東京から新幹線で数時間で行ける便利さ、大正時代に建てられた和洋折衷の建築美の建造物、盛岡城跡公園、「NAGASAWA COFFEE」「東家」「BOOKNERD」「開運橋のジョニー」などが紹介されています。
クレイグ・モドさんが、盛岡を推薦した詳しい背景などを綴ったニュースレターを紹介します。(モドさんのご了承を得て、和訳を掲載しています。)
NYタイムズ紙の旅行部門のデスクが「2023年に行くべき52か所」の候補地推薦の募集を開始すると発表したとき、僕の頭にはすぐさま日本の盛岡市が浮かんだ。
僕が初めて盛岡を訪れたのは、2021年の春、しかも午後の時間帯だけだった。
が、この盛岡市という街は、衝撃的だった。思いがけなく生き生きとした街で(「東北地方」から想起されるイメージからするとなおさら)、川や山々の自然が、散策にぴったりな街中の景色に美しく溶け込んでいる。おいしいスコーンやコーヒーもある。最高の街じゃないか。
その年の後半、僕は全国10か所の中規模の街の床屋さんと郵便局を歩いて回るプロジェクトを行ったのだが、盛岡は絶対に行くと決めていた。果たして僕は盛岡を再訪し3泊4日を過ごし、ますますここが気に入った。街が若い人たちの活気で溢れているのに感激した。40歳未満の人たちの店がとても多いのだ。誰と話してもみな親切で、よそから来た人を受入れる雰囲気に溢れている。
<中略>
盛岡市、日本
東京から新幹線ですぐ行ける、人混みなく歩いて回れる宝石的スポット。
昨年10月まで、日本は主要国の中で最も厳しい渡航制限を継続していた。今、東京、京都、大阪といった人気観光地に旅行者が戻り始めている。
しかし、岩手県の盛岡市は、たいていは通過され、見過ごされてきた。山々に囲まれた盛岡市は、日本の高速鉄道新幹線で東京から北へ数時間。市街地は街歩きにとても適している。大正時代に建てられた西洋と東洋の建築美が融合した建造物、近代的なホテル、歴史を感じさせる旅館(伝統的な宿泊施設)、蛇行して流れる川などの素材にあふれる。城跡が公園となっているのも魅力のひとつだ。
車で西に1時間も行けば、田沢湖や世界有数の温泉が多数ある。
<中略>
毎回毎回、うんざりするほど繰り返される同じ質問は、なぜ?どうして?なんでまた盛岡を選んだのですか?!僕は歩くプロジェクトをこなし、田舎道からニュースレターを配信する。市井の人々について語るのが好きだし、京都の銀閣寺に行ったり伏見稲荷神社で自撮りしたりするより、家族経営の素朴な店を訪れたい。僕の関心事は、人々の暮らしの中にある。
<中略>
盛岡を選んだ理由の話に戻ろう。これまで僕が歩いて回った数多くの地域を思い出してみる。活気がない街、継承者がいない街。高齢化が進み、夫婦が持つ子どもの数が減り、その頼りの子どもたちもチャンスが多い都会にすぐに出て行ってしまい、まさに存亡の危機にある街の数々。でも盛岡は違っていた。2週間前、僕は盛岡を再訪した。行かずにはいられなかった。マスコミの大騒ぎの最中、店主のみんなとインスタ経由のやりとりを通じてすっかり仲良くなっていた(街の床屋さん企画で盛岡に来たときは、早坂さん、長澤さんとちょっと会話したけど、東家の馬場さんとは話せていなかった。)。何度もメールをやり取りした。みんなわくわくしていた。一体この騒ぎはどこまで大きくなるんだろう?ポジティブで前向きな雰囲気を感じる。
<中略>
盛岡は、盛岡にしかない個性や趣に溢れている。盛岡滞在の間、道行く人たちや店の経営者と話した。盛岡が選ばれてうれしいと思っているだろうか?多くの人が肯定した。正確には、多くの人が、すごくうれしいと言ってくれた。でも、恐縮してしまっている人もいた。
「本当に?盛岡でいいんですか?こんな場所が?」
「本当にいいのです!」
日本国内で、こんなところは盛岡だけだろうか?盛岡に似た街はほかにもたくさんあるだろう。強固でしっかりとした社会的基盤が備わった街があり、住民が暮らしている。でも盛岡は、盛岡にしかない資質によって、根本的に際立っている。少なくない数の若い世代がUターンしてくる。しかも自らの意思で戻ってきている。これはすごいことだ。最近の混沌とした世の中において、盛岡のような街を歩いていると実感するのだ。これを実現できている街が存在するんだ、と。
<中略>
NYタイムズの紙面に掲載された続報のタイトルは「盛岡―市民が活き活きと暮らせる街」。これを見て、疑問を感じる人もいるだろう。どこの市町村だって、住民が活き活きと暮らしてるんじゃないの?と。でもそれは違う。多くの市町村が、住民の生活をむしろ惨めにしている。
盛岡に観光客が殺到するんじゃないか、ということについては、僕はその心配はないと思っている。京都のようなテッパン観光地からはやや離れてるし、盛岡に行くのは少し手間がかかるように思えるし(実際はそうじゃないのだけど)、盛岡に来てみようと思う人は、好奇心旺盛で違う体験をしてみたいタイプだろうから。とはいえ、皮算用をしてみるとすごいことだ。年間にほんの3万人でも観光客が増えて、数百ドル消費したとすると、今後10年間、1億ドル以上が流れ込む算段となる。東北地方には、訪日客のうちほんのわずかしか訪れていない。訪日客の消費先を東北に持ってこれたなら、すごいインパクトとなる。
今回も相当脱線してしまいました。診療に関する話題以外はほとんど自由気ままにやってるブログなので、あまりご興味ない方は遠慮なく斜め読みあるいはスルーなさってください。
上記で触れたように盛岡は「今年行くべき都市第2位」に選ばれた事もあって、ホテルも市内も観光客や外人さんが目立っており人通りも多くて活気ある様に感じました。あと事前にいくつか観光地のリサーチもしていたものの、時間的制約から⬇︎の「啄木・賢治青春館」という所が最後となりました。実はインター乗る前に「光原社」という所にも寄ろうとしたらあいにくの臨時休業。どうも今回はついてない月曜日の様です。
⬇︎ まさに「ザ・ロング&ワインディングロード」。樹木のせいもあるけど「この道はどこまで続く?」って感じで、どこがどうなってるのか奥の方まで見渡せません。以前から通る度に車の出入り見て関心はあったもののスルーでしたが、「行ってみよう!」とのツレの(ツルの)一声で寄ってみて正解でした。結構楽しめるスポットです。
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⬇︎ 以前立ち寄った横手市の横手公園。逆さ富士とか上下逆さま世界の「逆さ◯◯」という言葉あるけど、右上の景色も見た瞬間ハッとさせられるものがありました。写真でも十分美しいですが、これ裸眼で予備知識なく見るとちょっとした感動を覚えます。そう考えると弘前の夜桜、風が無い夜の8時頃なら逆さ桜🌸の絶景が観れそうですね。