スタッフから聞いた話。

 

つい先日首都圏在住の方から「カルガモ」件でお問い合わせあったみたいだけど、どうやら横浜の「港北動物病院」さんと間違えて電話してきたようです。相当慌てていたみたいで、こちらが秋田市の動物病院という事も耳に入らなかったのか相談し続けたようです。たしかにネットで検索すると必ずヒットするけど、漢字かひらがなかで間違ってしまったんですね。

 

内容はカルガモ保護の件で近隣動物病院とのやり取りに関してだったけど、残念ながら全国どこの動物病院でも下記⬇︎ のような理由から、どんなに傷ついてるカルガモであっても我々一般動物病院は無闇に診れない事になっています。カルガモの親子とか歩いてる姿も愛らしいので気持ちは分かるのですが、感染症等の観点からやむを得ないのでご理解お願いいたします。

 

ちなみに秋田県の場合は見かけたら、五城目町の「鳥獣保護センター(018-852-2134)」か「動物愛護センター(018-827-5051)」までお問い合わせ下さい。

 

 

有害性の高い鳥獣として多くの個体が捕獲されているカラス類、カルガモ、スズメ、キジバト、ドバト、ムクドリ、カワウ、ノウサギ、サル、クマ、タヌキ、キツネ、アライグマ、ニホンジカ、イノシシ等は原則として保護の対象としていません。(これらの鳥獣は自然生態系のサイクルの中で対応していくこととなります)

 

 

この件に関しては以前にも取り上げてるので、よろしければご参考にして下さい。

ズーノーシス(動物由来感染症・人獣共通感染症)

カルガモ(野生鳥獣の保護について)

野生鳥獣の保護