もうだいぶ昔の話しになります。

ある猫オーナーさんから、「先生は犬と猫どちらがお好きですか？」と聞かれた事があります。私が何と答えたかは皆さんのご想像にお任せするとして、それから間も無くして飲み会である先生から、「俺は犬の方が好きだけど、治療は猫の方がやり易いからいいよね〜」みたいな事を唐突に言われました。私はただただうなずきながら、(はは〜、なるほど、、)と思った次第でした。

(ところで、もし小児科の先生とか同じ様に聞かれたら(子供好きですか？など)どうお答えするんでしょう？質問する患者さんもいないでしょうけど、ちょっと興味ありますよね、、)

そしてある日突然、我が家に⬇︎ がやって来ました。もう今では、15歳で約7キロ、おまけに糖尿病で現在インスリン治療中です💦

猫2匹を実際迎えてみて思ったのは、当たり前だけど性格も違うし行動も違うし、年齢と共に変化していく体型と仕草や動きつき(グルーミングも爪研ぎもしなくなる。高い所にも登らない登れない)。およそ教科書では教えてくれない、病気以外の多くの事も学ばせてくれた我が家の2匹には感謝しかありません。(ちなみに子供達は2対1で猫派。やや溺愛型、、)

ところで全国には猫専門病院の他、鳥専門、エキゾチックアニマル専門、猫は苦手だからとほとんど犬しか診ないという先生などもおられます。あるいは眼科や皮膚科や歯科治療をほとんど専門にしているような個人病院もあります。地方都市と違って、大学付属動物病院や高度医療専門病院も含めて病院の種類の多さには、同業ながら驚くと同時に少し羨ましい気もします。

⬇︎ 「猫」　すごい再生回数のようです、、