皆さんは「桜耳」という言葉を聞いた事がお有りでしょうか?

 

これは地域猫いわゆる野良猫が既に不妊(避妊・去勢)手術済みかどうか、捕獲しなくても離れた所から識別できるよう耳の先端をV字型にカットする事です。その形があたかも桜の花びらの様にも見える所から「桜耳」と呼ばれてます。

 

こうする事によってその猫は手術済みである事が分かり、何度も捕獲されて無用な麻酔を入れられる危険性が無くなります。猫は繁殖力が非常に旺盛で発情期の鳴き声も半端ないですが、不妊手術済みであればこうした苦情やそれに伴う殺処分のリスクが減少します。桜耳や地域猫活動は賛否両論色々あるのであえてここでコメントはしませんが、少なくとも現状地域猫が存在している限り必要な処置なのかもしれませんね。

 

 

 

 

⬇︎ 桜耳は過去に何度か行ってるけど写真撮ってなかったので、耳の損傷で電気メス用いてV字カットした猫ちゃん写真です(動物基金という財団法人写真をご参考まで)。桜耳の場合遠くからでも手術行ってる子か識別確認出来る様に、もう少し先端部分をこれより気持ち小さめにカットしています。

 

 

⬇︎ 能代市「さくら亭」の馬トロ丼。馬刺しはたまに食べるけど、こんな綺麗なさくら色の様な馬肉丼ものもあるんですね。文字通りトロリとした柔らかさで美味しかったです。

 

⬇︎ 私は「馬肉ステーキランチ」を注文。美味しかったんですが、個人的には以前食べた「馬刺し定食」の方が好みな感じでした。いずれにしても低カロリー高タンパクのヘルシーでとろける様なお肉、たまにはドライブがてら昭和感漂うお店のこういうお料理などいかがでしょうか?

 

 

馬肉のことをなぜ「桜肉」というの?その由来は?

さくら
高タンパク・低カロリー・低脂質で最近注目されている食材の「馬肉」。
古くから、熊本や福島、長野などで地域に根付いた食文化として馬肉食文化があったものの、あくまで郷土料理の一つという認識が強かったのではないでしょうか。
しかし、昨今のフィットネスや健康ブームなどの影響で、馬肉の注目度は急上昇しています。
海外からも多くの馬肉が輸入され、スーパーなどでも日常的に販売され始めています。(熊本馬刺し.comブログ)

 

馬肉が桜肉と呼ばれている理由①「隠語説」

江戸時代には、獣肉を食べることが禁忌とされていました。しかし、上流階級の人はこの禁忌を守っていたが、一般的には獣肉が食べられていたという記録が残っている。そのため、馬肉には「桜」という隠語を使っていたのではないかという説があります。また、馬だけではなく、「猪」には「牡丹(ぼたん)」、「鹿」には「紅葉(もみじ)」という別名があり、信憑性が高く感じられます。

 

馬肉が桜肉と呼ばれている理由②「馬肉は桜の季節がおいしい説」

一般的に動物は、寒いと自分の身を守るために脂肪を蓄えます。馬がエサをたくさん食べて冬を越し、桜が咲く季節の馬は、たくさん脂がのっているため、馬肉が美味しくなるという説です。

馬肉が桜肉と呼ばれている理由③「馬肉の色が桜色説」

生の馬肉は、赤に近い色をしていますが、煮込んだり茹でたりすると桜色になります。そのことが元になり、桜肉と呼ばれるようになった説です。

馬肉が桜肉と呼ばれている理由④「佐倉(千葉県)説」

千葉県の佐倉には、古くから馬の牧場があり、江戸時代には、整備され多くの馬が放牧されていました。江戸に近いこともあり、馬と言えば佐倉と言われるようになったのが、馬肉のことを桜肉と呼ぶ起源となったという説があります。

馬肉が桜肉と呼ばれている理由⑤「高村光太郎説」

詩人の高村光太郎の詩「夏の夜の食欲」の一節に馬肉のことをさくらと表現している一節があり、それが馬肉を桜肉と呼ぶきっかけになったという説があります。

馬肉が桜肉と呼ばれている理由⑥「牛肉のサクラ説」

明治時代、西洋の文明が日本に入り、精度や習慣などが大きく変化した文明開化。その時代に、牛鍋が人気を集めていました。その中で、牛肉ではなく、安価であった馬肉を牛肉と偽って出していたお店があり、馬肉が牛肉のサクラに使われたということから、桜肉と呼ばれるようになったという説があります。

まとめ「馬肉が桜肉と呼ばれている理由は定かではない」