今年7本目の映画、邦画として6本目となる「そして僕は途方に暮れる」を昨日観てきました。

 

以前はハリウッド映画ばかり観てた私、年齢を重ねてきたせいか邦画の種類も質もアップしてるおかげか、本当に最近の邦画は面白いと感じます。中でも今回のこの「そして僕は途方に暮れる」、主人公のあまりのダメダメっぽさには呆れるを通り越しイライラも通り越し怒りすら湧いてくる様な描きっぷりでした。共感と反感渦巻く<現実逃避型>エンタテインメントという公式アナウンス通りかもしれません。

 

「イチケイのカラス」とこれで迷ってたけど、イオン内で昼食とりながらネットの映画情報読んでこっちに決めました。作品レビューではクズ人間などと酷評されてて、たしかに私も前半部分は主人公に共感出来る所は1ミリも無くイライラばかり。しかし後半輪をかけてダメ人間ぶり全開の父親トヨエツ見て愛嬌すら感じ笑ってしまいました。

後半途中から「あれ?コレひょっとして〜?」と思ってたらやっぱりな展開のオチも有り、ラストシーン見終わっての感想は「この人ホントにジャニーズ?」でした。脇役の方々の演技も素晴らしく、邦画ならではの心理描写が何とも言えない余韻を引く映画です。

 

嵐の二宮くんも演技素晴らしいと思うけど、この人(ファンの皆さんすみません、実は名前すら覚えてません)のは表情の演技が凄いな〜って感じました。人生の反面教師にもなるようなこの映画、是非とも若い人達に観て頂きたいちょっと暗いちょっと笑える面白い作品です。

 

 

さて今日月曜日は午前中休診ですが、いつもながらの朝イチで少し時間かかりそうなオペ入りました。途方にくれる事がないようしっかりイメトレして頑張ってくる所存です。