金沢と言ったら、さて皆さんなら何を思い浮かべるでしょうか?

 

多くの方は真っ先に特別名勝の兼六園思い出すかと思うけど、実は伝統工芸の「金沢箔」もかなり有名らしく、街中には金沢ならではの金箔ソフトや金粉◯◯のお店を結構見かけました。日本全国有名観光地は沢山有るけど、京都や鎌倉とはまた違った風情や趣きも感じるし、加賀百万石の歴史と情緒が息づく金沢は本当に稀有で素晴らしい街だと思います。

 

 

 

多分修学旅行や卒業旅行等で訪れる時と、年齢も人生経験も積み重ねて訪れる時とでは感動が違う街かもしれません。北陸新幹線延伸の影響もあるのか観光客も桁違いに多いけど、まだまだオーバーツーリズムでもない感じだし、今のうちに是非訪れてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

⬇︎ この金箔タクシー、観光客の注目の的で皆さん写真撮りまくりでした。多分ここでしかお目にかかかれないのでは?って感じで、旅の醍醐味を感じます。

 

左下は金粉プリンに金粉ソフト。歩き疲れてふとお店に目をやったら見かけて食べてみたけど、味や食感云々よりも見た目のインパクトで美味しく楽しい気分になれる事間違いなしです。右下は金箔鷲とプラチナ箔虎。他にも金箔鯉や金箔大黒様、更に街中には金箔あきない君なる像まで見かけたり観光地としての熱意と情熱がひしひし伝わってきました。

ちなみに下の写真は金箔のお店トイレで、ツレから送ってもらった動画見ると中もほぼ全面金箔張りの壁のトイレで豪華絢爛キラキラ眩しいトイレでした。ただどうもこれじゃ落ち着かない気が、、、

 

 

⬇︎ さていよいよ超有名な「兼六園」だけど、とにかく人でいっぱいです。連休ということもあって有名撮影スポットは行列なしてて、下の写真は人が入れ替わる瞬間狙って撮ったものだけどとても行列並ぶ気にはなれなかったです。お茶屋街もそうだったけど和服姿のカップルやグループもいて、日本らしい風情を感じられる素晴らしい庭園でした。

 

園内の樹木には既に雪吊り作業が行われており、雪景色の夜間ライトアップ(無料)はこれまた幻想的で美しく大人のデートスポットにも最適らしいので、これから冬に行かれる際は是非日程確かめてお出かけなさってみてください。

 

 

⬇︎ 先月秋田市内知人との飲み会で初めて知ったけど、金沢城は平成7年まで金沢大学キャンパスとして利用されて来た歴史があるそう(知人は金沢大OB)で、大学移転後に金沢城公園として本格的に復元整備が行われて来たようです。各教室や講堂なんかはどうしてたんだろ?と思うくらい今ではその面影すら感じないけど、広いし坂道も多いしでキャンパス生活もなかなか大変だったかと想像します。

 

⬇︎ こちらも美術館巡り好きな方ならご存知であろう「21世紀美術館」。中でも超有名なのが左下の「スイミングプール・地下部」だけど、ここに入るのにまずチケットが必要で、更にプール下に入場するためには当日発券機予約が必要、、と思って今確認したら当日WEB受付もありました💦 

 

金沢行く前確認した時はWEB予約無かった気もするけど、連休などのピーク時はあえてサイトに集中しないような対策だったんでしょうか。考えてみるとどうしても地下部鑑賞したい方は、混雑時は朝イチ発券機予約して時間来たら再び美術館に出向くとかって事だから、よっぽど観たいってわけじゃなければ一般観光客にとっては日程上キツイですよね。ちなみに有料ゾーン入場チケット購入も人だかりでいっぱいだったので、WEB予約は絶対しておいた方が良いかと思います。

 

⬆︎ ふと偶然上を見上げたら、建物の屋上にも作品が!

何これ?って調べてみると、タイトルは「雲を測る男」で以下のとおりでした。

 

作品解説

本作品は、『終身犯』(1961年 米国)という映画から着想を得て制作されました。この映画は、監獄に入れられた主人公が独房で小鳥を飼い、鳥類学者となった実話に基づいています。映画の終わりで研究の自由を剥奪された主人公が、「今後は何をして過ごすのか」と問われ、「雲でも測って過ごすさ」と答えましたが、作品のタイトルはその台詞に由来しています。また、この作品は作家の身体を型どりしていますが、そこには、彼の兄の死を思い、制作されたという背景もあります。人間の生と死、そして、自然科学と「雲を測る」という詩的な行為など、様々な要素を併せ持つ作品です。