さて今日は「食事療法」についてのお話です。以前にも何度か食事療法については触れているのですが、今回は少し違う角度からも考えてみようと思います。又々時間見ながら少しずつ完成させて行くかと思うので、ブログを楽しみにされてる方には申し訳ありませんが何卒お付き合いよろしくお願いします。

 

日本の『医食同源』や中国の『薬食同源』という言葉にもある通り、バランスの取れた食事は健康維持と病気予防のため重要である事に異論はないかと思います。ほとんどの方は「暴飲暴食」や「好きな物を好きなだけ飲む食べる」という事が体に良いとは誰しも思っていないでしょう。

これは動物の分野でもまさに同じで、もうだいぶ前からこの考えに基づいてメーカーは「療法食」と呼ばれる各種食事を発売しています。古くから出ててよく使われる食事は「泌尿器系」や「消化器系」ですが、他にも「心臓」「肝臓」「腎臓」「肥満」「糖尿病」「皮膚病」などなど色々出ており、最近ではどんどん味や品質等グレードアップした製品が出揃ってきています。

 

 

⬇︎ 当院受付内パソコン作業台の上にある「処方食(食事療法)」の棚です。一段に12〜14袋、3段で最大36袋〜42袋位まで在庫可能ですが、1番上は取り出しにくいのと管理上危ないので空の時も多い感じです。ほとんどここにはいつも「猫の泌尿器系」の食事ばかり、メーカー別に分けて取り出しやすいように並べています。

 

 

今朝(6月25日)早朝5時前から書き込んでいたら突然、ここのブログHpサイトからセキュリティー認証要求が。。嫌な予感して認証後再び開いてみたら、、案の定1時間近くもかけて作った内容が全て無駄に(汗)。これでもう何度目でしょうか、書き込んだのを少しずつアップしていかないとって改めて誓った朝になりました。

 

 

⬇︎ 受付奥のワークスペース(血液検査や顕微鏡や各種書類記入整理等)の下に、皆さんからご注文頂いた処方食を保管してます。やはり圧倒的に「泌尿器系」が多いですが、他には「消化器系」や「皮膚病(アレルギー)用」「肥満用」などが目につきます。

時折ここに入り切れないほどのご注文頂き、一時的に犬用入院室に保管する場合も多々有りです。ちなみに当院の場合ホテルと美容業務はやっておらず、基本的に手術後や重症な子しか入院してないので空きスペースはあるのですが、どうしても美観上の問題が少々ある様な気がして申し訳ないです。

 

 

ペットショップやホームセンター行ってみてもお分かりの様に多種多様なフードやおやつが今現在発売されており、私も久しぶりに覗いてみてびっくりする時があります。いわゆる市場調査も兼ねてる部分もあるのですが、1人のユーザー目線で見ていても楽しく、又どれにしようかなどと迷ってるとあっという間に時間も経ってしまいますね。(まあいちいちラベル見て成分表確認するからですが、、)

 

この様に選択の楽しみあり街中やネットで購入出来る製品もあり、また説明後にネット購入という方もおられる今の時代にいつも当院ご利用くださってるオーナーさんにはこの場を借りてお礼申し上げます。同程度の料金ならお手軽にネットでって自分でも思うくらいですが、定期的なお薬と一緒にお求めの方も多いからかもしれませんがいずれにしても感謝申し上げたい気持ちでいっぱいです。

 

先日ブログ岩手県平泉(中尊寺と毛越寺)でも取り上げたようにご時世柄多くの薬や製品の値上げが続いており、病院食と同レベルではないにしてもそこそこ優れてると思われる様な物でも市中製品は結構安いので、本当に病気に特化した製品じゃないと正直これから病院内での取り扱いは難しい感じですね。

 

 

⬇︎ ウチに残った10歳の猫、以前からでしたが最近1人ぼっちになってしまった(猫のペット(同居仲間)ロス)ストレスからか、前よりも吐く回数が若干増えた様な気がしていました。食事はそれまでは亡くなった子と「糖尿病用」フードを共用してたけど、ボッチになったので今回市中製品ではあるけどこちらのフードに変えてみました。「糖尿病」製品に比べて粒が小さく消化吸収が早いのがウリのようで、他にも色々特徴が書かれており自分も「うんコレは!」って思わず手にとって楽しくラベル確認です。実はコレあるオーナーさんから教えて頂いたフードなんですが、今後のピックちゃんの吐き戻し軽減に繋がるか期待感でいっぱいです。それに似た様な病院食より安いという特徴も、、💦

 

 

⬇︎ 以前にもあるオーナーさんから頂戴したさくらんぼですが、今年も又大変美味しい「湯沢市三関」産さくらんぼをその方から頂いてしまいました。今年は不作というニュースも聞いておりましたが、そんな貴重なさくらんぼをスタッフ分も含めてわざわざお持ち頂き本当に恐縮です。粒もかなり大きく、まさにほっぺた落ちそうな程甘く美味しさの余韻が残るようなさくらんぼでした。スタッフ共々ここに御礼申し上げますm(_ _)m

 

 

 

 

⬇︎ 先日コナンドイル原作の「バスカヴィル家の犬」を観てきました。こんなストーリーだったかな?と小学生時代に買っておいた「シャーロックホームズ」シリーズ引っ張り出すも、細かい文字読むのも億劫で結局ネットで確認したら、やっぱり色々な評価と共にかなり原作とは違っている事もわかりました。

まあ現代風にアレンジするのは当たり前として、「うん?えっ?どうして?いや変じゃない??」という場面が結構多くあり、もう少し脚本煮詰めた方が良かったのではと思える様な作品でした。映画に限らずこの世のあらゆる物事は好き嫌いや趣味嗜好が人それぞれだから仕方ないとして、これだけの人気俳優さん達が出演されてるのにちょっと残念かな〜と思った次第です。