連休を利用して(10月14日)、青森の岩木山に登ってきました。

 

 

以前にもお話しした通りクマ出没注意八甲田・十和田 最近はトレッキングにハマってるけど、やはり山々が色付いて来るこの季節のトレッキングは何物にも変えられない楽しさとストレス解消法です。

この日の岩木山はスカイライン登って行く途中は結構綺麗な紅葉見られたけど、8号目駐車場の辺りになると視界開けてるせいか単に樹木の違いなのか意外と紅葉は少なく感じられました。ただレストハウスの屋上から眺めると、紅葉と絶景が楽しめるのでお勧めです。

 

 

 

ところで「なぜ山に登るのか。そこに山があるからだ」というイギリスの登山家が言った有名なセリフあるけど、なぜ山に登るのかはおそらく人それぞれ色々、清々しい空気や景色拝みたいとか運動不足解消・健康維持や友人・恋人・家族と楽しく過ごしたいとか、あるいはひょっとして単なる暇つぶしなど理由はあるかと思います。

 

ただトレッキングの主目的は必ずしも登頂に拘らず、自然に親しみながら野山を歩く事を目的・目標にしてるので初心者・初級者にも向いてるし、エベレストは勿論日本百名山制覇とかって考えなければ誰でも気軽に始められるのが良いところですね。

 

 

 

⬇︎ とは言うものの、やはりそこに山があると登ってみたくなるのも人情で登ってみました。駐車場からリフトで上がって行くと9号目、そこから先は山頂目指しての登山となります。山頂まで30分の案内出てるけど、今回写真左下標識から右下山頂までは52分かかっています。

 

途中休み休み写真撮りまくったりしたので黙々脇目も振らず登り続ければ40分は確実に切れるかと思うけど、ここを休み無く渋滞の人混みぬって登頂するのは危険だしマナー的にも問題あるし、そもそも私の場合体力的にも無理そうですが💦

 

 

⬇︎ 誰かが「何て読むのかしら?ほうめい、、??」て聞こえてびっくり、我が母校の名前付いてるヒュッテ(山小屋)でした。昭和39年1月この山で母校の山岳部5人が遭難し、4人亡くなってただ1人生還という痛ましい事故があったようです。少し離れた場所には、弘前の弘工生少年の慰霊碑も共にありました。

 

それにしてもこの猛烈な岩場のルート、自然景観を保つというのもあるんでしょうがもう少し何とかならないもんでしょうか? もはや「ファイト〜!1っ発!」男のCMにでも出そうな難行苦行ルートで、前の人が右手付いた30センチ大程の岩がグラっと揺れた時はヒヤッとしました。あんなのが転がってきたら絶対軽傷では済まなそうな感じです💦

 

上写真の右手岩場を登って行くと山頂までの中継地点の休み場あり、そこから更に登って行って(右下)山頂にたどり着きます。帰りがけに慰霊碑の所に寄って合掌してきたけど、鐘を鳴らす写真(これから登頂)からここの慰霊碑写真まで往復1時間26分かかっています。

 

⬇︎ ついに山頂到着。快晴なので見渡す限り360度の絶景で、遠くには北海道がうっすら見える程でした。想像以上にここは岩場ばかりで、油断してると転んで大怪我間違いなしの頂上です。意外とご年配の方々も多く、やっぱり登山ブームなんだなと実感です。写真撮影したり頼まれたりして、ここは7分程で撤収して下山しました。

 

 

⬇︎ 下山は比較的楽ではあるものの、足元ずるっと滑っちゃうと大変なので、時にしゃがみ込んだりへばり付いたりして慎重に下りました。右上の写真、赤いのが鳳鳴ヒュッテで、上の波線表示が下りのリフト乗り場で、鳥のようにスー〜っと飛べたらすぐなのにな〜って妄想したくなる位の快晴でした。

あと岩木山は活火山だそうだけど、その真ん中辺の窪地見るとなるほどなと感じますね。

 

しかし改めてこの写真見ると、「何故にこんだけの岩場?」という登山ルートだけど、一応これでも初心者・初級者でもOKレベルのようで、当たり前だけどやはり上には上の超難易度山々がまだまだ存在してるという現実ですね。

 

 

リフト乗り場近くなってすれ違う外人さんに身振り手振りで「上まで何分?」と聞かれたので、私が一言「フォーティ!(40分)」ツレがすかさず「アバウト・フォーティ!」と付け足したら、外人さんも苦笑いして結局引き返して我々の後についてきた様でした。時間的余裕も無いんでしょうが、どう見ても軽装だったし無理しないのが1番なのでナイス判断かと思います。

 

今回は駐車場のリフト乗ってから又下まで降りるまで、トータル2時間23分の登山となりました。これまでハイキング程度しか経験してこなかったので少しは自信もついたけど、ただやはり危険なく楽しむのが第一なので、今後は下調べもキチッとやって体力と心の準備もしてから全国チャレンジ?しようと思います。

 

このあと午後から北上して近くを幾つか観光したので、次回は感動の人生初「津軽三味線ライブ」も含めて話題にしようと思います。

 

 

 

⬇︎ このブログ書いてる最中こんなニュースが。なんとあの駐車場が一面真っ白💦 これは本当にラッキーでした。