レーズン
2024年8月29日
レーズンに限らず、「ぶどう・ブルーベリー・プルーン・プラム」など青紫色の食べ物は抗酸化作用のあるポリフェノールの一種「アントシアニン」が多く、眼精疲労や視力・視覚機能の改善効果が期待出来るとされています。
真偽の程はともかく(いつか友人の眼科ドクターに聞いてみよう)、他にもビタミン・ミネラル・食物繊維も豊富な事から美容・若返り・生活習慣病の改善にも効果が期待出来るので積極的に取りたいところですが、実は犬や猫は中毒症状引き起こす恐れが非常に強いので注意が必要です。
⬇︎ 催吐処置を施して、フードやパンと一緒に吐き戻したレーズン(4個)。
ぶどうやレーズンに含まれる「酒石酸」という成分が原因らしいですが、個体差(年齢・体重・持病等)あるためどの位食べたら症状出るとか致死量かなど定かではないけど、ただ一般的に小型犬の場合巨峰で一粒、レーズンで数粒程度でも中毒症状出す可能性はあるようです。
症状は主に嘔吐や下痢だけど怖いのは「急性腎不全」で、万一乏尿・無尿になったら高確率で死に至る事さえあり得るのでとにかく早めに吐かせることが重要です。お腹の空き具合によっては急速に胃から小腸に流れて行ってしまうので、食べたと思ったらその後に食事や水は決して与えない事も肝心なのでどうかご注意ください。
こういう食べ物や植物系の中毒って、吐かせて終わりとか最悪手術すればOKとは違うので本当に怖いです。特効薬は無くあくまで対処療法なので年齢や持病によっても左右されるし、一旦症状出てしまったらひたすら点滴等行って治療行うしか手はありません。
一般的にチョコレートやネギは有名だけど、他にもニラ・にんにく・アボカド・珈琲紅茶緑茶・キシリトール・イカ・タコ・エビ・カニなども要注意な物となります。食べ物とは違うけど、猫にアロマオイルが危険というのも有名ですね。猫と観葉植物とアロマテラピー