これまで何度か糖尿病の話題は取り上げてるけど

糖尿病

糖尿病

猫の糖尿病

インスリン

糖尿病のリスク要因

 

ここ最近何故かホントに多くなって、今現在犬と猫合わせて10人弱くらいの方が治療中です。特に今年は多くてその半分以上を占めてるかと思います。人間の場合遺伝的要因(体質)が強く必ずしも肥満と関係しないと言われてるけど、動物の場合まだはっきりしない部分はあるものの好発犬種(トイプードル・ダックスフント・ヨークシャーテリア・ミニチュアシュナウザー等)は今現在存在すると考えられてるし、案外人間と同じようなものなのかもしれません。

 

ただうちの亡くなった猫もだったけど総じて糖尿病で来院される子達の多くは肥満気味で、やはり何といっても食事や肥満のコントロールの重要性は日頃実感しています。現実的になかなか難しいんですが💦 「沢山水を飲む」とか「沢山食べてるのに痩せてきた」という症状が出たらかなり要注意なので、どうか早めにご来院下さいね。

 

あと以前のブログ糖尿病のリスク要因でも触れてるけど、痩せる事によってインスリンの効きが良くなり、抗炎症作用のある物質が放出される事も分かっています。太ってると皮膚炎が出やすいとは昔から言われてたけど、たしかに近年犬のアレルギーや猫のアトピー性皮膚炎増えてるのもそういう理由なのかもしれません。是非頑張ってダイエットさせましょう!

 

 

当院における糖尿病治療については、整理しながらこれから少しずつご紹介して行こうと思います。