早いもので9月になってしまってましたね、今年も残り4ヵ月切ってしまいました。

 

以前どこかでアップ(探すの大変)した ジャネーの法則 通り、年々加速度的に時が過ぎ去って行く感じです。診察してても「あれ?この子の病気始まってからもう1年?」みたいに感じる時あるけど、多分オーナーさんにとっては毎日が長い闘いなのかもしれないですよね。

 

私もウチの亡くなった猫 チャロ(享年17歳)

糖尿病

糖尿病の治療 

 糖尿病の治療

(経口血糖降下剤)

糖尿病の治療(インスリン注射)

慢性腎臓病

猫の腎臓病は何故多い?

慢性腎臓病の食事療法

慢性腎臓病の内服薬

猫の慢性腎臓病(蛋白質は制限?補給?)

慢性腎臓病(皮下補液)

で治療中はそういう風にあまり感じなかった気もするし、終わってみれば「あーもう1年?」「長いような短いような、、」とかは思ったけど、いずれにしても時間は誰にでも平等に過ぎ去っていくわけで無常なものです。

 

 

 

 

脱線してしまいました。さて何度か猫の捕食行動関連はアップしてるけど、今回テーマは何故猫はそういう行動が強く見られるのかというのに関連するお話しです。

「野生の世界の狩猟本能が強く残ってるから」が単純な理由かもだけど、その本能は犬に比べるとずっと高い気もするし、やはり元々の食生活が深く関わってるように思えます。

 

一般的に「犬は雑食・猫は肉食」とはよく言われるけど、犬は猫よりはるか昔に家畜化(ペット化)された影響なのか穀物や果物・野菜なども食べれるように小腸が長くなったと考えられています。

と言っても人間ほど長くはなく、あくまで猫より相対的に長いというだけで基本的には肉食に近い雑食動物ということのようです。

 

消化吸収に手間取る繊維質を食べるためにはより長い腸が必要であり、狼などが草食動物の胃内容物まで食べるのに対して、猫科動物は小腸が短いためより消化吸収しやすい生肉を必要とする「完全肉食動物」なため肉以外の多くの内臓部分は残してしまうそうです。それが故に、常に新鮮な生肉を食べずには生命を維持出来ない動物という事になります。もっともそれを更に綺麗に平らげてくれる動物達もいるので、自然界のサイクルはちゃんと出来上がっているわけですね。

 

 

 

 

必然的に生きるためにハンティングせざるをえない猫科動物は、本能的に動く物に好奇心強く反応して捕食しようとします。

ウチの猫も窓際で飛んでる鳥を目で追いかけたり、時々テレビ前で画面内の鳥や動物達に反応して立ち上がったりしてて何とも言えない面白さあります。

 

 

 

⬇︎ というわけで久しぶりにホームセンターの、ペットおもちゃコーナー覗いてみました。今は本当に沢山の品々並んでてびっくりしちゃうけど、これだけあるとどれにしようか迷ってしまいますね。

「検証によると青色は猫の興味を引きやすい」、ホントかどうか定かではないけど釣られて青色の猫じゃらし2本買ってしまいました(笑)

 

⬇︎ みみずを細長くした様な、青い猫じゃらし。ウチの子は「何それ?」みたいに最初見てたけど、すぐに去って行ってしまいました💦

 

⬇︎ 次は毛むくじゃらの青い猫じゃらし。これは少し本物っぽい感じするのか、10数秒位遊んでたけどやっぱり背中向けて、、💦

 

 

 

 

閲覧注意‼️  (猫科動物のハンティングシーンです‼️

 

 

 

 

⬇︎ チーターの獲物を追いかけるシーンは有名だけど、それでも意外と狩りの成功率は50%もあるか無いかという事です。他のYouTube観てもそうだけど、せっかく取った獲物を他の動物(ライオン、ハイエナなど)に横取りされるシーンも多く、いかに自身が脚など負傷してハンティング出来なくなるか本能的に用心してるのが分かります。

 

 

 

これらYouTubeの捕食シーン、皆さんはどうお感じになられたでしょうか?

まさに「弱肉強食」の世界、これを「カッコいい」と思うか「可哀想」と思うか、さてどちらでしょうか?

 

ここには載せなかったけど、実は猫がライオンに捕食されるYouTubeもありました。おそらく何かの施設に紛れ込んでしまった猫かもしれないけど、猫好きな方ならとても見るに耐えない動画でした。

 

食物連鎖のピラミッドの頂点に立つ我々人間も日々何気なく肉や魚を食べており、時には新鮮な生簀(いけす)の魚や踊り食いまで楽しんだりするわけです(私はしません)が、人間は勿論ペットの犬や猫が食べられるのは「けしからん、我慢ならない」と思うのは人間のサガなんでしょうかね。