あとがきというか、これは日頃思う事なんですがアップしてみたいと思います。

心臓病に限らず猫エイズや白血病や慢性◯◯とか治らない病気って結構あるもので、特に猫の場合その傾向は強く今現在も定期的に通院されてる子は少なくありません。

 

心臓病のように急変したり直ぐに命に関わるケースは多くないけど、やはりオーナーさんの通院や治療における金銭的負担は勿論、愛猫の今後の事を考えると暗い気持ちになってしまうのは当然かと思います。

 

なにしろある日突然病院に連れてったら思いの外重病で、特に生死に関わる病名を告げられたりしたらそのショックは計り知れないものがあると思います。

比較的多い慢性疾患は

慢性腎臓病 慢性腎不全・猫の慢性腎臓病・猫の高血圧(慢性腎臓病との関係)

慢性鼻炎 の上部気道感染症(目ヤニ・鼻水・くしゃみ)猫の慢性鼻炎(鼻水・くしゃみ)

慢性外耳炎 ホワイトクリスマス ・外耳炎・耳アカの検査

 

猫エイズ・白血病 猫のウイルス検査・猫エイズと白血病

乳がん キャンサー(癌)

猫伝染性腹膜炎 猫の難治性疾患(伝染性腹膜炎) ・( 猫伝染性腹膜炎2)

そして最近はこの心臓病など命に関わる大変な病気が少しずつ増えてきました。

 

「ペットロス」という言葉を皆さんご存知かと思うけど、亡くなる前からそういう病気にかかって通院されてる皆さんははたして心の準備は出来てるのでしょうか。たまに「年齢も年齢だし覚悟はしてます」とおっしゃる方もおられますが、そう多くはないような気もしています。

自分自身振り返ると職業柄からか、「やむを得ない」「仕方ない」という言葉で言い聞かせてはみるもののイザとなるとやはり辛いものがあります。

 

 

 

ペットが元気なうちはこういう話は聞きたくない、或いはあえて知りたくはないと思う方も多いかもしれません。でも心臓病に限ったことではないけど、イザという時はいつやって来るか誰にも分かりません。

これは我々人間に置き換えても同様だと思います。自分自身検査を受けるたびハラハラドキドキしたりするけど、早期発見早期治療のためには受け入れるしかないと思っています。

 

必ずしも年齢順ではないにせよ少なくとも動物の場合シニア年齢の7歳位になったら、もしこれらの病気になったらどうするか、治療が難しく完治が望めない病気になった時は積極的に治療するのか対症療法のみにするのか、或いはまたその先の安楽死についても機会あったら家族と十分に話し合っておくのも大事かもしれません。